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結婚 します!
結婚前の約束
大学を卒業し、青山のOLとなって2年が経った。結婚しても仕事は続ける派だったが、彼は地元に帰り遠距離恋愛になっていた。このまま付き合い続けるか、別れるか悩んでいたが、こんなに心の澄んだ人と巡り合ったことがなく、彼との結婚を決意した。転勤も勧められたが、当然田舎である彼の地元には私の勤めている会社の支店も営業所もない。退職せざるを得なかった。
私が就職して間もなく、父は定年となり退職金で郊外へ家を移していたため私は東京に残り会社の寮として与えられた新築マンションに住んでいた。。。。なんて優遇されていたのだろう。女性初の待遇だったようだ。その期待を裏切って退職をしてしまったので申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
一人暮らしのマンションに、彼が義父を連れ訪れた。初対面である。心臓がバクバク。特に不機嫌であるとか反対されそうな様子はなく、挨拶だけで沈黙が続いていた。
沈黙を破り、義父の口から最初の言葉が発せられた。
『結婚するなら同居が前提だ』
最初の言葉としてはギョッとしたが、田舎の本家長男である彼なのでそうなるかも。。と、多少の覚悟はあった。
『そうですか、、、でも新婚の数年は二人で過ごしたいのでお願いします』自分の思っていることを躊躇なく笑顔で伝えた。
それからまた沈黙が続いた後、予定時刻になったので私の実家に向かってマンションを出た。
挨拶が終わり、両親はホテルに一泊し帰られた。そこからはスムーズに進んでいった。婚約の時には大きな荷物が届き、飾り物・人形・鯛や生ものまで送られてきたのでご近所におすそ分けし、あとは冷凍した。姉の時はささっと形式的なグッズを買って済ませたけど、こんなに大がかりとは思いもしなかった。この大きな飾り物はどうしたらいいのだろう。正直邪魔だし、無駄だし、もったいないなあ。こんなところにお金をかけなくてもいいのになあ。と合理主義だった私には当時そんな思いしかなかった。その後、結婚までの段取りがあっという間に終わり、式当日を迎えた。
結婚式
女性なら憧れる結婚披露宴。実は婚約同様、盛大な披露宴は望んでいなかった。結婚式にお金をかけるより、その後の生活の方が大切だと思っていたからだ。親と兄弟姉妹、大切な友人そして恩師が数名、本当に祝ってくれる方だけで良かった。都会では50人パックや80人パックという時代だったと思う。親の見栄で無駄なお金を使う必要ない。
少しさかのぼるが、成人式の着物もそうだった。着物買うくらいなら車の方がいいと言ってたが着物が用意されていた。着物を着せてあげたいという親心は十分わかっていたので一応着付けして写真だけは取ったが、窮屈ですぐに着替えて会場にもいかず友達と遊びに行った。ああもったいない。もう二度と着ないかも。せいぜい卒業式や謝恩会までか最後は婚約の時で終わりかな?
で、結婚式に戻るが、親が喜ぶなら、、、親孝行になるのなら、、、とも思った。こちら新婦側は30人招待した。飛行機代、宿泊代、せっかく来ていただいたので観光のためにもう二泊。300万円くらいの出費だった。ご祝儀だけでは到底足りない。親が親戚の観光費を出してくれたので私の出費は実質200万円ほど。祝っていただくのだし、貯金はそこそこあったので納得していた。
新郎側は本家長男ということもあり、150名ほど招待していた。合わせて180名ほどでびっくりしていたが、後ほど友人となる女性の結婚式では両家で300名、こちらでは驚く人数ではなかったらしい。本来嫁を貰うということで新郎側が費用を出し、ご祝儀も受け取り、清算するらしいが、男女平等意識の高かった私は自分の方は自分で払い、ご祝儀も自分の方をいただくという考えだったのできちんと出したつもりだった。その意向をくんでいただいたのか義父から父に新婦側のご祝儀は渡され、父もそれを私に渡した。遠方に嫁いだので自分側に大きな負担があっても両親にできるだけ迷惑をかけたくない。そんな気持ちもあった。この時はそれで儀式の清算は終わったと思っていた。
翌日招待できなかった近所の方などにもお披露目会らしきものがあり、公民館というところで皆さんにお酒をつぎ回り、これぞ疲労宴って苦笑いして一日を終えた。
結婚式って疲れる。。。という思いしか残らなかった。
ご結婚おめでとうございます。お祝いにこちら可愛いカップ&ソーサーはいかがでしょうか?男性にはこちらもうけるかも。。。
↓私は母の日と、自分にも!
私も使ってます!(^^)!
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