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三人の生活
生活サイクル
アパートで３人の生活が始まった。生後１か月で訓練の成果か、夜の１２時にミルクを飲んでから、あきなは朝の６時までおりこうさんに寝てくれていた。私は５時半に起床し、夫のお弁当と朝食のおかずを作り終わるころグッドタイミングであきなが起きる。ミルクをあげ、ラックに横になりおとなしくしている間にお味噌汁の出来上がり。夫を起こして朝食を取り、会社に見送った後に家事とあきなの相手をする。お昼寝の時間は、一緒に寝る。次の寝ている間に家事を済ませ、起きたらまた遊ぶ。次に寝たは時に勉強をしたり、時間によっては夕飯の準備となる。
こんなパターン化した毎日だが意外と苦痛にならない。あきなは笑顔を絶やさないので私もこんな毎日が楽しかった。
日々の成長の喜び
些細なことでも出来れば親ばかだなあって思うくらいに喜ぶ。
首が座ったのが２か月。手の上に立った３か月、寝返り４か月。お座りとハイハイを６か月である日突然同時に達成。７か月でつかまり立ちをし、８か月では伝え歩きを軽々と。平均より少し早いと喜んだり、早いと良くないと焦ったり。あらゆることに一喜一憂していた。
苦痛
ただ、毎週末になると決まってかかってくる電話に恐怖を覚えていた。３人で過ごせる貴重な休日が持てないからだ。ああ！行きたくない。ある日曜、友人の新築祝いに初めて実家に行かないことがあった。もう１年近くも毎週行っていたのに。次の週に行った時、『貴女全然来なかったじゃないの！』。。。？？？
確かに、１週抜ければ、２週間会わないことになる。全然って？
夫はサラリーマンだし、休日は週末のみ。たまには自分たちで動物園等好きなところへ遊びに行ったり、お友達家族と出かけたり、家でのんびりしたり自由に過ごしたい。毎週の苦痛がこれから一生続けなきゃいけないの？ちょっと異常じゃない？
また、ある時、平日にあきなのお昼寝に便乗してウトウトしていた時、突然アポもなしにアパートに２人揃って来たのだ。どこかへ行ったついでではない。寝ていたものだからびっくりして飛び起き、仕方なく中に招いた。
普通、人の家に来るときは前もって連絡して、了解を得てから来るものじゃないの？居なかったらどうするの？こんなことが続けばアパートにいる時間もいつ訪ねて来るかと気が休まらない。結局あきなが９か月を迎えるころまでこれが繰り返された。
淡い期待
同居が前提ということは実家の間取りから考えて、家を建てることになる。現在、切り詰めた生活をしても毎月赤字になり、自分の貯金を切り崩して生活していたが、それもいつかは限界が来る。
古くなった夫のシャツであきなの洋服やティッシュカバーを作ったり、毎月１日の安売りの日には、タクシーを使わず、５キロの距離を歩いて買い出しに行った。あきなを抱き、帰りには両手にビニール袋が食い込むほどの荷物持って。
そろそろ仕事を探さないと今からお金もかかるし。それを理由に週末は行かなくて良くなるかも。。。淡い期待を抱いて。
仕事を始めても週末実家へ行くことになったら、体がもたないんじゃないかしら？
対象年齢２歳から。
下の子は９か月で上まで登ってしまいました💦
★下のお子さんは真似するので要注意。
見守って遊ばせてくださいね( ;∀;)
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