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心の問題が周囲で急増。
とにかく学びたい。きっかけは自分の無力さ
メンタルヘルスの不調が年々増加し、2013年度から精神疾患が医療計画に追加されました。
そのころ私の周りで立て続けにいろんな悲しい出来事が起こりました。
※個人情報の関係上、内容を変えている部分があります。
先ず、尊敬していた人物が、赤の他人の痴話げんかに巻き込まれたのです。正義感の強いその方は、女性が助けを求めていた様子だったので間に割り込んでいきました。お酒が少し入っていたのが災いとなり、助けようとしたと思うのですが、手を出してしまったのです。そのせいで加害者となってしまいました。
小さくですが新聞に載りました。ある地位にいたこともあり、責任を感じ追い込まれていきました。
時間が経つにつれ、周りのうわさもすぐに消え、その事件後一度お会いしたのですが、触れてはいけないと思い、いつも通りのたわいもない会話で終わりました。
周りにとっては終わっても本人にとっては終わることのない出来事だったのでしょう。
その後お会いしたのはお通夜だったのです。
散々お世話になり、相談に乗ってくださった方に、私はどうすることもできず、二度と会うことができなくなってしまったのです。
仕事でも完ぺき主義で、支障がない程度の出来でも納得するまでやり直す方でした。そういう方だったからこそ自分を許すことができなかったのかもしれません。
次は、兄弟が多く、第一子として生まれたその子は、障害のある兄弟のお世話もし、家族仲が良く、周りから見たら絵にかいたような幸せな家庭だったのですが、親の病気が発覚した数年後、社会人になって間もない若い命を絶ってしまったのです。
どうしてかは聞けませんでしたが、はっきり言えることは責任感のあるしっかり者だったことです。
次は、一人暮らしの高齢者です。兄弟はいるものの、高齢ということもあり、会うこともなくなってきたという状況でした。
近所の方が、心配して訪れることもあったのですが、ある日通帳を目に付くところに置き、命を絶ったのです。
後で聞けば、訪れた人に葬式代はこれくらいで足りるだろうか?と質問していたとのことでした。
はっきりとした理由はわかりませんが、同じようなことがあちこちで起こってます。
このようなことになる前に、誰かに相談できていれば違った結果になったかもしれません。しかし、自ら相談できる状況でなかったからこういう結果になったとも言えます。周りが気付き、大切な命を救う。
自分にはそんな大それたことはできそうにありませんが、少しでも何かできないかと、学ぶことを決めました。
長くなりましたが、その他にも学校・会社に行けなくなった、パニック障害になった次々と目の当たりにしました。
大学時代の心理学
学生時代、心理学に興味を持ち、いくつか単位を取得しました。一般的に思われているような彼氏彼女の気持ちがわかる方法や、面白い心理ゲームやクイズのようなものではなく、基本的な概要から始まり、歴史や統計、医学部と一緒の内容の脳の仕組み等、まさに学問であり、硬い感じのイメージでした。特に当時日本は遅れており、あまり人気のあるものではなかった気がします。その中でも実験だけは面白かったと思いました。話術で思い込ませテスト後にネタ晴らしをし、人の心って簡単に人や環境に左右されてしまうんだなという記憶が残ってます。あれから30年。
メンタルケア心理士
ただ、勉強しても意味がないので自分が頑張れるために、試験のあるものを選びました。
基本は大学時代とほぼ同じ。歴史、簡単な脳の仕組みや、身体のこと等。
そこにケアの方法等、カウンセリングの知識や方法が加わります。
ここでは内容は省きますが、こちらの試験は自宅による持ち込み可というもので、当日テストが届き、受験後提出というものでした。勉強していれば合格は難しいものではないと思います。
筆記合格後、二次試験は小論文提出で、両方合格により資格取得となります。
※この資格を取ろうと思ったきっかけは、私のような方が多いようでした。
メンタルケア心理専門士への挑戦
その後、もっと上を目指すために勉強を始めました。
心理士よりもかなり勉強量は多かったのですが、一番違ったのは、会場受験だったことと、同じように小論文提出し合格後、更に口頭試験がありました。
更にその後ビデオ撮影による、実践試験。学会の担当者がクライアント役になり相談を持ち掛けカウンセリングを実施します。
実際カウンセラーや、看護師等、経験者も多い中、小心者の初心者が受験するには相当緊張するものです。
心臓バクバクで顔は赤面しながらもどうにか終え、合格することが出来ました。
これで、広範囲なカウンセリングができる資格を得たわけです。
ここで終わりではなく、ここから始まります。
職業としてではなく、周りの人を守るために
実は、資格取得後は学会の講習や、発表、コロナ後はWEBで無料講習等も始まり、勉強する機会は与えてもらってます。しかし、自分は普通のOL。
もっぱら周囲の人の相談に世間話のように軽くお話しするような感じです。
高齢者とお話しするときは、特に傾聴、うなずきを重んじています。
あれからまだ10年たってませんが、自分の周りでは、あの時のような悪夢は起きていません。自分としては何も役には立ってませんが、日本がヘルスケアを重んじ初め、社会もずいぶん変わってきたせいかなと思います。
SNSが広まり、誹謗中傷による事件が急増してますが、最近では電話での相談が難しい人にはメールでのカウンセリングとかも増えてますので、一人で悩まずに、周りの人が無理なら、カウンセラーや、地域社会を活用してほしいと思います。
大切な人の話を聞こう!(^^)!
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